無題(仮)

好きなもの、日々の記録、雑文

あの頃気づけなかった事

しばらく聴いてなかった
稲葉さんソロの2ndアルバム
「志庵」(しあん)をこの前聴いて

買った頃は飛ばしていた曲が
頭の中で何回もリピートされる(_ _*)
歳を重ねていろいろな経験をして
理解できるようになったのかな。

実は買って一通り聴いた時に
いいなと思った曲は12曲中
4曲くらいしかなかった(^^;

やっぱりソロよりも
B'zとしての方がいいなんて
思ってた訳で。

1stアルバムはそんな事なかったのに。

「ファミレス午前3時」

稲葉さんにしては
珍しいくらいの低音の曲で
全体的に地味だな~と思ってたけど
歌詞もそんなに好きじゃなかったけど
今は飛ばす事はしなくなった。

小説やあるいは漫画なんかもそうだ。
昔はここ理解出来ないなという所が
読み返してみたらピースがはまったかのように
そういう事ね、と納得出来たりする。

誰かが書いていた
作品は世に出してしまえば
それはもう受け取った人のものだから
どう解釈するかは受け手の自由だと。

万人受けするものなんて
この世には一つもないんだろう。
好きで堪らないと言う人もいれば
自分はそこまで思えないという人もいる。

好きで堪らない人からしたら
こんなにいい作品なのに…と思うだろうけど
興味を持てない人にしてみれば
作品の存在すら気にも留めてなかったりする。

好きな曲は前よりもずっと増えた。
また歳を重ねた時に
今は飛ばしている曲も
いつか心のピースにはまるのかも。

「いろんなものが美しく見えるから
きょろきょろよそ見ばかりしてしまうよ
本当に一番きらきら輝くのは
自分の中 燃えたぎる太陽
我らの中 昇りゆく太陽」

ファミレス午前3時 稲葉浩志